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まり♪のシネマ・ブックストーリー
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■ ジーザスクライストスーパースター ジャポネスクver.
2007年 07月 07日 |
こんにちは
ジーザスクライストスーパースター ジャポネスクver._d0020443_22534774.jpg 劇団四季のジーザスは傑作!と個人的に思うのですが、東京では久々の上映になるこの舞台、マチネチケットが取れたので行ってきました。
 今回は、歌舞伎の隈取、ロックの和楽器での一部演奏、大八車などの使用で、画期的といわれたジャポネスクバージョンの上映でした。

 四季のジーザスの大ファンの私、ジャポネスクバージョンをはじめて見たのは20歳の頃・・・実家のある東北の片田舎に巡業で初めて見た舞台だったのですが、とても衝撃的に思えました。ロックと和楽器との融合、キリスト教と言う西洋の思想を歌舞伎の手法で表現すること・・・またロックのリズムで、いろんな感情、出来事を一気に見せてしまうこと・・・。最前列のかぶりつき席で見たのですが、ラストシーンの十字架が持ち上がる様は本当に感動的でした。

 今回5年ぶりくらいのジャポネスクバージョン観劇、こちらは3回、エルサレムVER.とあわせると10回くらいは見ているのですが、見るたびに演出も少しずつ変わっていて、また見る側の私の状態も違うためか、毎回感じることが違います。



 今回は今までに比べ、イエスの苦しみがよりリアルに伝わってきました。
それは歌舞伎の隈取のせいか、演出の違いか・・・よくわからないのですが、
前回まではロックのノリが心地よくて、歌詞の内容もあまり深く考えず、いいわ~と単純に思っていた部分もあるのですが、痛くてせつない歌詞の言葉がぐ~んと胸に迫ってきて、聞きながら実は涙ぐむことも何回かありました。
 イエスの神への想い、イエスをおもう、ユダの想い、マグダラのマリアの想い・・・そして大衆の想い・・・たぶん「愛している」ということなんだと思うけど・・・上手く伝わらなかったり、独りよがりだったり・・・。イエスの孤独、ユダの迷う心と後悔の念・・・とても痛く感じました。

 あれほど崇め奉っていたイエスを冷たく見放す大衆。時の権力者ピラトは「罪はない」といい続けるのに、そのままでは許さなかった民衆の姿と、十字架にかけられる姿を見て、「私たちの罪を一身に背負った」という昔学校で習った言葉を思い出しました。

 マリアのうた、「私はわからない」・・・楽しみにしていましたが、やっぱりよかったです。大好きな歌です。そして、イエスを裏切った後、ユダが歌う同じ歌・・・愛するものへの思いをつづった歌だけど、また別の意味で深く心に残りました。あまりにも哀しい響き。。。

 ヘロデ王、始めてみたときも下村さんだったのですが、今回もでした。とても楽しみにしていたんですよ。この歌舞伎バージョンの下村ヘロデ王は最高だと思います。深刻な舞台にあって、違うかぜを吹き込むような一シーン、美しいし^^見ごたえ在ります。

 舞台の下には生オケ、本物のダンスが見れて、歌が聴けて・・・これで2100円は本当にお得と思いました。
 2100円・・・は、バルコニー席なんですけどね。今回初めてバルコニー席に座ってみたのですが、かなりな前傾姿勢で途中支えていた腕が痛くなりましたけど(前傾にならなくても見えます^^)、ほとんど天井から見下ろす形だけど、舞台全体がしっかり見れてお得な席と思いました^^ 映画にちょっと足せばいいんだよね^^・・・電車代もかかるけど・・・
ジーザスクライストスーパースター ジャポネスクver._d0020443_2325237.jpg

 7月下旬からは「エルサレムver.が始まります。これもバルコニーで取りました^^
エルサレムver.みたら、今度はこちらと比べて記事書いてみますね^^よろしく御願いします。
  ジーザスクライストスーパースター ジャポネスクver.・・・四季公式サイト
 ではまた♪
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