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まり♪のシネマ・ブックストーリー
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■ 「風の前奏曲」2004年 タイ
2006年 01月 25日 |
 こんにちは 
今日の福岡はとてもとてもいいお天気です。

 1/27までですが、タイで2004年に大ヒットをとばした「風の前奏曲」を博多駅の映画館まで見に行ってきました。

 
「風の前奏曲」2004年 タイ_d0020443_10432519.jpg




ストーリー
バンコク郊外のアンパワーで生まれたソーン(アヌチット・サパンポン)は、伝統音楽団の師匠である父の下、楽器“ラナート”の名人として成長するが、ある競演会でライバルのクンイン(ナロンリット・トーサガー)に完璧に打ち負かされてしまう。
解説
伝統芸能が統制されていた第2次世界大戦下のタイで、タイ式木琴“ラナート”の奏者として生きた、ソーン・シラパバンレーン師の生涯を基に描いた感動作。純粋に音楽を愛する師の生き方と繊細なラナートの音色に心を奪われる。本国タイでは伝統楽器を習う若者が急増するなどの社会現象を起こした傑作。
ヤフー映画へ

感想
 ポスターのイメージ、緑の中に楽器(ラナート)とともにたたずむ青年の姿を見て、とても気になって、見に行きました。

 バリのガムランやジェゴグの音色が大好きで、ラナートの音色と響きはどんな感じかなと楽しみにしてました。思ったとおりとても心地よい音で、クンインとのラナート対決の場面は、本当聞き応えがありました。また最後のソーン師の演奏も・・・心に染み渡って・・・言葉以上に何かを伝えてくれて、感動しました。

 19世紀のシャム王国時代と、20世紀の第二次世界大戦下のタイを舞台に、死に直面したソーン師の記憶が行きつ戻りつして、ストーリーは進んでいきます。
自分とラナートとの出会い、父とのかかわり、クンインとのこと・・・大戦下での西洋化政策の影響・・・。いろいろな出会いと別れがあります。「木は根っこがしっかり張ってこそ、嵐にも耐えられる・・・」との言葉、じ~んと心に残りました。日本の維新後の西洋化政策に似ていますね。たくさんの文化財が流出してしまいましたよね。
 最後の演奏がとても心に残りました。

 若き日のソーン師役の役者さん、元ダイエーの井口選手にとっても似てました。お兄さん役の方も。タイの美男子のお顔なんですね。

 見た後、心地よい余韻を残してくれる作品でした。よかったです。
作品公式サイトへ
「風の前奏曲」2004年 タイ_d0020443_1341910.jpg

by twinkle-star3 | 2006-01-25 10:45 | 映画 |
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