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■ 『初恋のアルバム~人魚姫のいた島』
2005年 09月 03日 |
 チョン・ドヨンさん主演の『初恋のアルバム~人魚姫のいた島』を見ました。

ちゃんと見たチョン・ドヨンさんの映画は、実は「わが心のオルガン」「スキャンダル」だけで、こちらで3作目になります。巷での評判とおり、どちらも演技が本当に上手くて、韓国の女優の中では、ピカイチじゃないかな・・・と思っています。(手元に「約束」があります^^早く見なくちゃね。)
 この『初恋のアルバム~人魚姫のいた島』も、期待通りの演技を見せてくれました。
初恋のアルバム ~人魚姫のいた島~
/ タキコーポレーション
ISBN : B0009RQXAK







 優しすぎるがゆえに、保証人などを引きうけ、不幸をせおいこんでいる郵便局員の父、夫に嫌気がさして、つばを吐き散らし、乱暴な言葉を使い粗雑な態度でいる優しさのかけらもない母、そして郵便窓口で働く娘。「しあわせな思い出なんて、何もない」と言い切る娘。冷え冷えとした家族間の雰囲気。
 そなんある日、父の病気が発覚して、チェジュドへと向かう父、それを追いかける娘。母のふるさとへ行ってみると・・・・父は母のしあわせな出会いの頃を一緒に迎える娘。恋の始まりを横でみることになった娘。いつしか父と母のことを前よりも理解できるようになって・・・。

 娘と若き頃の母の二役をこなしたチョン・ドヨンさんの演技が目を引きました。同じ場面に出ていることも多かったのですが、抑えた中にも、母の純粋さ、一途さ、元気さ、娘の複雑な気持ちを上手く演じ分けていて、全く別の人間が二人いる・・・といった感じで、自然に感じました。
 初々しい一途な若い頃に比べて、生活に疲れてしまったコ・ドゥシムさんの演技も自然で、金さん(父)と隔たってしまった心がよく表されていました。

 チェジュドの自然も美しく、日本で言う高度成長期前の昭和を思い起こさせる島の雰囲気もノスタルジックで、突然時間を戻ってしまったSFファンタジーの不思議さにぴったりでした。

 夢の中のような素敵なアルバムを見ている気持ちになりましたが、
現実との落差がすごくて・・・後味がよかったとはいいがたい作品でした。でも、娘は父と母を理解することができて、見ている私もほっとした気持ちになりました。それはよかったかな・・・。

ラスト、風呂掃除をする老いた母が、若い頃の夫を思い出して笑う場面、「好きだったんだな・・・」と感じられて、やっぱり少しほっとしました。

 チョン・ドヨンさんの演技が素晴らしい!の一言でした。映画の雰囲気は、「わが心のオルガン」にも似てましたね。ノスタルジックな雰囲気が。若い頃の母が、ホンヨンととても似てました^^
無邪気さとかね。田舎の雰囲気も・・・かもしれません。

 キムさん、「殺人の追憶」に出ているんですね。パク・シニャンさんがでていますよね。これも、みなくては・・・。

チョン・ドヨンさん、「プラハの恋人」も主演ですよね。お金持ちの娘の役ですよね。相手役にビョンホンシの名前が上がって、誤報が以前流れましたね。でも、その共演も見たかったかも。プラハの街もパリに劣らず、美しいですよね。ビールも美味しい^^んっ

ではまた^^



 
by twinkle-star3 | 2005-09-03 21:14 | 映画 |
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