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まり♪のシネマ・ブックストーリー
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■ オルセー美術館展
2007年 03月 08日 |
 あんにょん♪
少し前になりますが、神戸で昨年開催されていたパリのオルセー美術館展がこちらにもきたので、行ってまいりました。
オルセー美術館展_d0020443_1904819.jpg

 開催直後のよく晴れた平日午前10時半頃、上野に到着。公園内の東京都美術館までわくわくしながら歩いていきました。しかし・・・平日とはいえ、満員電車のラッシュ時のよう、大行列ができていました。みな考えることは同じらしく、見終わってランチしてちょうどいい時間・・・で、午後はすいているんです・・・とは係員の言葉。行くなら午後がお奨めです。



 少し待って入場。
テーマ別に並べてあって、有名な画家の絵の前には、他にもまして人だかりができていました。
オルセー美術館展_d0020443_19141371.jpg
 私がいいな~と思ったのは・・・やっぱり、ルノアールのやさしい色使い・・・そして、セザンヌのヴィクトワール山、ゴッホの寝室の絵・・・。モネのは、睡蓮はひとつもなくて、今回のは淡すぎて、いまひとつ好みじゃなかったかな。ルーアン大聖堂は好きでしたが。
 ゴッホの寝室の隣に飾ってあったのは、ゴーギャン作品でした。どちらも強い色彩ですが、ゴーギャンのは黒が印象的でした。強い想いが感じられました。
 気になったのは、サロンなどに集まる画家たちをお互いに描きあった作品でした。有名な画家たちの姿がそれぞれ描かれ、交友関係も想像できて見ごたえがありました。

 途中戻って、気になった作品をもう一度見たかったけど、とても戻れる状態じゃなく・・・鑑賞する時刻選びって、大切!と思いました^^;

 出口でルノアールのクリアファイルと絵葉書を購入・・・ファイルは日々活躍中です^^


 モネやルノアールの絵に、とても心惹かれていた私は、かつて若い頃、こちらの美術館目当てに、パリに一週間滞在したことがあります。他の観光は特にしないで、美術館三昧だった7日間。ルーブル、オルセー、オーランジュリー、ピカソ、マルモッタン、ジヴェルニー、etc・・・朝起きて「今日はどこへ行こうか」と、気ままに歩いた日々はとても思い出に残るものでした。

 こちらオルセー美術館は、駅舎として使われていた建物を利用したので、とてもふしぎな外観&(鑑賞する際にも)雰囲気でした。日本の展覧会のように、混雑した会場で人の頭を見に来たのかわからない・・・といったことはなくて、好きなだけのんびりと気に入った絵を眺めていられます。ルーブルでも感じたけど、信じられないほどの名作の数々・・・それが何気なく飾ってあって、あまりの普通さにある意味感動するほど。

 またいきたいなぁ・・・。今は難しいけど、いつの日かまたパリで美術館三昧したい・・・と思いました。子育て終わってからの楽しみかな♪^^先立つものがいるんだよね。あっ・・・絵本の故郷めぐりもしたいんだった。興味があちこち飛んでます。だけど夢見るのは自由だよね? 

    オルセー美術館展のサイトは・・・こちら

   では、また♪
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