人気ブログランキング | 話題のタグを見る
まり♪のシネマ・ブックストーリー
映画・読書の感想、私のお気に入り、好きなことなど♪ピンとくる記事があったら、一言残してくださいな♪
leemari.exblog.jp
Top
■ 「李 香蘭」を見ました
2007年 02月 15日 |
こんにちは♪
2月11.12日にテレビ東京系列で「李香蘭」が放映されました。
2夜ともしっかり見たのですが、李香蘭を演じた上戸彩ちゃん、しっかり演じてましたね。中国での撮影、大変だったそうですが、見ごたえがあったと思います^^ドラマもストーリー展開の骨組みがしっかりしていて、面白かったです。家族でしっかりと見てました。(夫婦でね^^)

李香蘭は戦時中、当時の満鉄映画会社で、日本人であるにもかかわらず、中国人として出演し、一世を風靡した映画女優でした。戦後、中国人が日本の手先となって働く・・・奸漢(かんかん)として罪に問われるところを、日本人だということで、無事に日本に生還できた・・・その半世紀を、ご本人の山口淑子さんが著したのですが、そちらを元にドラマは作られました。

 私が李香蘭のことを最初に知ったのは、劇団四季のミュージカルででした。



 青山劇場での初演(1991年)の際、たしかわずか2週間の上映だったと思うのですが、それに行った覚えがあります。李香蘭、野村玲子さん、川島芳子、保坂千寿さん、李愛蓮(義理の姉)、今は亡き志村幸美さん(歌声がすばらしい・・・酔いました)という、今では考えられないほどのベストスタッフで、歌もストーリーも素晴らしく、事実を基にした歴史の重さをも感じて、感動いたしました。好きな舞台は、何度でも見に行っていたので、こちらは何回も見に行きましたよ。ご本人が観劇しているときもありました。
その後、中国でも公演されましたね。

 なので今回のドラマ化をとても楽しみにしていました。
今回TVで見て、よかったと思うところは、5時間という大作だったので、細かく丁寧に物語が進んでいったこと。また、その後の人生についても語られていたこと・・・など。命の恩人をたずねていく場面は、はじめて事実を知ったのですが、私も胸が詰まりました。

 上戸彩ちゃん、もともと歌手だったので、歌も上手ですね。「夜香来」など、ききごたえありました。服部良一先生も、終戦当時満州にいたとこと、知りませんでした^^

 戦争に翻弄されたけれど、自分の生きる姿をしっかり見つめた・・・数奇な半生を送ったある女性の物語、運命の不思議さも、戦争下での人々の暮らしも、いろんな意味で学ぶところ多いと思います。また、見ごたえもあります。ドラマ、とてもよかったと思いました。ミュージカルも素敵な作品なので、今はお休みですが、そのうちまた公演してくれると思います。こちらもお勧めですよ^^・・・戦争3部作シリーズ、私は「南十時星」が見たいと思っています。
 
「李香蘭」テレビ東京サイト・・・こちら     劇団四季 李香蘭 サイトへ・・・こちら
原作李香蘭 私の半生
山口 淑子 / / 新潮社
ISBN : 4101186111



ではまた♪
<< 「コンタクト」 劇団四季を見ました ページトップ バレンタイン韓スーパーコンサー... >>
XML | ATOM

会社概要
プライバシーポリシー
利用規約
個人情報保護
情報取得について
免責事項
ヘルプ
White Skin by Sun&Moon