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■ 「硫黄島からの手紙」 2006年 日本
2006年 12月 15日 |
 あんにょん
今週のレディスディの混雑はすごかった。私の住んでいるあたりには、映画館があまりないので、いつも混雑はしているのですが、今回は今まで見たことが無いほどの行列。私が見た『プラダを着た悪魔』(あとでレビューします^^)もほとんど満員だったけど、『NANA2』『武士の一分』『デスノート』『007』、そしてこちら『硫黄島からの手紙』、いずれもほとんど満員の入りだったらしいです。
 翌日、夫が急に代休を取ることになったので、気になっていたこちらを見てきました。

 「硫黄島」、第二次世界大戦の中でも最も悲惨だったといわれる戦いのあった島。クリント・イーストウッドが着想を得て、在米二世が脚本を書き、出演俳優はほとんど日本人、ハリウッド資本で、日米両国のスタッフが共同で作ったこの映画、61年前の事実をどんな切り口で描いて見せるのか、戦争映画は苦手なのですが、興味がありました。
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   作品公式サイト・・・こちら   yahoo映画・・・こちら   cinema topics・・・こちら



 61年前の死闘・・・「硫黄島の戦い」を日本側の立場から描いた映画です。
「SAYURI」をチャン・ツイィーでキャスティングしたハリウッド、今までの不思議な描き方をした日本の数々・・を思い出しても、果たしてこの「硫黄島」のことをきちんと描いてくれるのだろうか・・・とてつもなく奇妙なものになっていたらどうしよう・・・と見る前はかなり心配していました。

 しかしそれは杞憂でした。
事実に即した展開、故郷に残した家族を思う心、死ぬと判っているのに・・・行かずにはいれない状況、絶海の孤島での悲惨な戦い・・・その切り口は、正義や勝ち負けではなく、しっかりと人間を描いていました。 
 しかし、お涙頂戴・・・ではなく、可能な限り、事実を忠実に伝えたいとの意図が感じられ、どちらの軍にも、非道なものもいるし、心の立派なものもいる・・・というバランスは絶妙と思いました。

 栗林中将の人間味あふれる姿が印象的で、また二宮くん演じる、もう一人の主役、西郷やその周りの兵士たちも、実際いそうな(ボヤキが多くて・・・)感じで、リアリティがあって良かった!

 スビルバーグとロバート・ロレンツ「ミリオンダラーベイビー」のコンビの製作も素晴らしく、あっという間の141分、見ているうちに深いところに感動が入り込んで、心がふるえる作品でした。 人は何のために戦争をするのか・・・戦争のむなしさが残りました。

 日本人には、是非見てもらいたい・・・素晴らしい作品です。特に私を含めて、戦争を知らない世代に!私たちの席の前には、中学生が何人かで来ていました。嬉しくなりましたよ^^
 日本人の気持ちをしっかり描いているこの映画をアメリカ人が作ったなんて・・・なんて素晴らしい!・・・アカデミー賞も狙える作品と思います。
今年見た中で、私の中で一番の作品です。本当にオススメです。

 隣で見ていた、祖父をこの戦いでなくした夫には、特に心を打つものがあったようです。私もたまらないものがありました。 
 では、また!
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by twinkle-star3 | 2006-12-15 18:05 | 映画 |
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