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■ 「武士の一分」 2006年 日本
2006年 12月 13日 |
 あんにょん♪ ご心配おかけしましたが、おかげさまで元気を取り戻しました^^ありがとうございました。UPしたいもの沢山!なのですが、まずコチラから^^UPいたします。

 この前の日曜日、木村拓哉主演、山田洋次監督の 「武士の一分」を観てきました。

 武士の一分・・・「一分」とは?・・・「その人の面目、決して譲ることのできないもののこと」だそう。地方の下級武士が主人公のこの映画、その一分をかけて戦うことになる一人の武士の、ある一年の出来事を、描いています。

 藤沢周平原作の山田時代劇三部作(「たそがれ清兵衛」「隠し剣鬼の爪」に続く)のラストを飾るこの映画、いつも同じような役ばかり演じていたキムタクが、果たして普通の一武士をどう演じてくれるのか・・・興味がありました。
 夫も、「是非、観たい!」ということで、久しぶりに夫婦そろっての映画館での映画鑑賞で、いつもと勝手が違う・・・と思いつつも、観てまいりました。

  武士の一分 公式サイト・・・こちら    goo映画・・・こちら  
    all cinema online・・・こちら

 以下、感想です。



 一人の男の、それだけは譲れない・・・というぎりぎりのこと。仲むつまじかった妻を離縁し、命を駆けての勝負に出る・・・主人公三村新之丞は、石高30石の下級侍。武士では在るけれど、質素につつましく暮らしています。不慮の失明ですべてを失ったかのように思えたのですが、優しい妻がそばにいて・・・お城の温情でそのまま勤め続けられることに。しかしそこに付込む者がいて・・・

 今まで何を演じても、どこを切っても、かっこいい木村拓哉しかでてこない。「ヒーロー」や「眠れる森」に嵌っていた私でも、最近はどうなのかしら?と思っていたほどなのですが、山形弁の影響もあるかと思いますが、キムタクとは別人の普通っぽさで、ある男の一年を演じていました。

 この映画でデビューした妻役の壇れいさん(元宝塚の星組娘役トップスター)、夫のために力をつくす妻・・・しかし・・・結局は弄ばれて・・・という役でしたが、清楚な美しさでとても魅力的でした。黒木瞳さんを彷彿とさせて、今後楽しみです。(ファンになりそう^^)

 そしてこの映画を特筆あるものにしているのは、一年を通して描かれた物語の季節感・・・生活の中のさまざまなこと・・・満開の桜、かわずの音、蜩の音、雨の音、ほたるの光、色づく紅葉・・・e.t.c...庶民の暮らしの中に息づく美しい日本が表現されていたこと。
映画を観ていながら、その音は、あたかもすぐそこにあるように聞こえてきて、私たちを物語の世界へといざなってくれました。日本の美しさが、全編にちりばめられていて素晴らしかったです。

  『一分』を守るために命をかけたその集中度と潔さも素晴らしかったのですが、決して戦いがテーマなのではなくて、むしろ、夫婦愛・夫婦のあり方がテーマなのだと思いました。その後の展開も良かった!
 素敵な余韻が心に残りました。夫が隣で観ていて不思議な気持ちになったのですが・・・^^; 結末は<夫婦っていいなぁ(恥・・・)、夫は大切にしなくちゃ・・・としみじみ(赤面です^^)

 夫も、「良かったよ・・・すごくよかった。いいもの観たって感じ。気分がいいよ」と。「「たそがれ清兵衛」よりもいいと思ったよ」とのこと。

 日曜朝だったので、場内は年齢ももう少し上の夫婦連れがほとんどでした。時代劇のせいか、いつもの雰囲気とは別(老人や男の人が多かった)でした。

 思ったよりも、とてもよかった!いい作品と思います。 季節感だけじゃなく、生活する姿にも、日本の美を感じられる映画でした。

 今年見た邦画の中でも、かなり好きな映画でした。フラガールも良かったけど、これもかなり^^いいところにいます。 是非是非オススメ! たまには夫婦で映画観るのもいいなぁと本気で思いました。
そして・・・できるなら最新の音響設備の整った映画館で見るのがいいと思います。質素だけれども、美しい日本に・・・そこで出会えますよ。

 ではまた♪
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by twinkle-star3 | 2006-12-13 15:19 | 映画 |
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