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「もうひとつの美しき日々」感想その1☆
2005年 07月 01日
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「もうひとつの美しき日々」を読んでから、一週間たちました。
手紙形式のその後、撮影秘話、ユンソンヒさんと一緒に辿ったストーリー・・・と、楽しく読んだのですが、第4章の『幻の美しき日々』が、とても印象に残ったので、その部分の感想から、アップします。
「放映でカットされたシーン、セリフを再現。未発表シナリオ集」とのことで、
韓国での当初の放送は75分。再放送でカットして60分強(これがノーカット版として売られているものだそう)、NHKでの放送枠は60分・・・でも、主題歌や予告も入っての60分なので、カットだらけ・・・のものに。
NHK版のDVDも持っているにもかかわらず(擦り切れるほど見ました)、ノーカット版を購入したのは、物語の展開に不自然さを感じていたから。ノーカットをみれば大丈夫かなと思ったのですが、かなり改善されたのですが、まだ?な場面が多々ありました。
まだ15分近く見せてもらっていない場面があるんだ・・・と思ったら、不自然な場面があるのも当たり前!という気持ちになりました。でも、もったいない・・・。秘蔵のカット場面、私にだけでもみせてぇ~といいたいところですが・・・。その一部がこの4章に載っていました。
作者のユンソンヒさんは、「削られて残念でないシーンはひとつもない」とおっしゃられています・・・
ソンジェとミンチョルの幼少時代
ミンチョルの言葉に時々幼少時代のことがでてくるのですが、(「母の手が・・・」とか)
ソンジェ親子を憎むようになった経緯がほとんどかかれて居なくて、「まぁそういう設定なのね」と思っていたのですが、二人の出会いから、兄弟として暮らすまでのことが書かれています。
読むと切なくなります。どちらが悪いわけでもないのに・・・憎まざるを得ない状況に。全てはソンチュンのミョンジャへの愛とそれが引き起こしたことから来るのですが。
恋人達の会話
会社の屋上で一緒に朝食をとるミンチョルとヨンス。二人の会話に、ずっと不思議?と思っていた答えがあります。
NHK版もノーカツト版も、カットしすぎて?二人の恋の進み具合は想像に任せて・・・といつたところも多かったのですが、ここをよんで納得しました。「僕は何人もの女性と付き合ってきた。一緒にご飯を食べて、一緒に踊って、一緒に寝たりもして・・・」というセリフ。やっぱり・・・ミンチョルはそういう人だったのね。と何故か安心しました。「恋に不得手」とミンジがいつかいっていたように、本当に?と不思議に思っていたので。プレイボーイだったんですよね。
この9話のカット部分では、やっと恋が始まったばかり・・・そこまで深く愛することになるなんて、まだ気づいていなかったんでしょうね。
セナとソンジェのシーン
ソンジェがヨンスを好きになってセナに冷たい態度をとるシーン、読んだだけでまたまた切なくなります。つらい恋です。そして後半、男と女を超えて、同志として強くなる結びつきも(水族館の場面)、カットされたんだな~と思うと残念です。
19話、ミンチョルのアパートに入ってしまう・・・
この場面、TVを見ながら、「ヨンスって・・・、ミンチョルが怒るの当たり前よ」と思っていたのですが、このカット場面が入ると、全然違った印象になります。今までどうして、室内にまで入っていったのか不思議だったのですが、ヨンスの気持ちがよく分かりました。
「貧しいことがそんなに恥ずかしいことですか。・・・・中略・・・・私は貧しくて室長に恥ずかしいと思ったことはいちどもないわ。そんなふうに思っていたら、室長のことを好きにならなかったと思う」と。あくまでも、ミンチョルその人を好きなヨンスなんだなと・・・再確認。なりゆきで、室内に入ったわけじゃないんだ・・・です。
22話カットシーン
沢山カットされたそうですが、なんと言っても、ソンチュンに結婚の報告をする場面はとても見たかった。あんなひどい仕打ちをヨンスにしたのに、いきなり結婚後の挨拶で、とても変と思っていました。ソンチュンは、ミンチョルを通して、謝っていたんですね。
そして最終回
父と息子の和解
息子のことを心配して、言葉をかけるソンチュン。「お前はまだ知らないんだ。一緒に暮らしていた人を先に見送って、ひとり残されたものの気持ちがどんなものか知らないから・・・」涙が出てきそうなせりふ。ミンチョルを抱いて涙を流す二人。本当にこの場面はカットしてほしくなかった・・・。ソンジェとソンチュンの和解の場面は、とても見たかった!です。
と、未発表場面がいろいろと出てきましたが、
もっとあるんじゃ・・・?、もっと聞きたい!というのが私の感想。
なぜなら前にupした、「愛の魔法」の中の?な部分がほとんど解消されていない!のです。
「その後、二人が遊びに行ったときにホテルに泊まるかどうかを悩んだ挙句、結局は泊まらないで帰ってしまいます」「最終回に、ヨンスとミンチョルが、遊園地でセナの公演を見ながら、手をつないでいる映像は、ヨンスが死んだのか、それとも生きているのか・・・という疑問につながった」
そんな場面もあったんでしょうね。75分版には・・・。
どんなストーリーがつまっていたんでしょう。
ぜひとも見たいです。N@Kさ~ん、できれば、ノーカット字幕版は、75分もので・・・なんて、言いたいくらいです。よろしくお願いします。
他の章ももぼちぼちUPしていきますね。
このところ、K-plazaの美しい日々掲示板の創作ストーリーが某所で話題になっていて、
私も読んでみたら、おもしろくて・・・。PC開くと、続きを読みふけっています。まだ全部読めてないんですよね。果てしなさそう・・・。特に「甘い生活」がお気に入り。・・・去年の作なのに、「もうひとつの~」で分かった設定が、当たり前のように書いてありますどらどらさんって・・・誰なんでしょうね。素敵な創造力です。
他にもいろいろなストーリーがあるけど、どれも素敵ですよ。
手紙形式のその後、撮影秘話、ユンソンヒさんと一緒に辿ったストーリー・・・と、楽しく読んだのですが、第4章の『幻の美しき日々』が、とても印象に残ったので、その部分の感想から、アップします。
「放映でカットされたシーン、セリフを再現。未発表シナリオ集」とのことで、
韓国での当初の放送は75分。再放送でカットして60分強(これがノーカット版として売られているものだそう)、NHKでの放送枠は60分・・・でも、主題歌や予告も入っての60分なので、カットだらけ・・・のものに。
NHK版のDVDも持っているにもかかわらず(擦り切れるほど見ました)、ノーカット版を購入したのは、物語の展開に不自然さを感じていたから。ノーカットをみれば大丈夫かなと思ったのですが、かなり改善されたのですが、まだ?な場面が多々ありました。
まだ15分近く見せてもらっていない場面があるんだ・・・と思ったら、不自然な場面があるのも当たり前!という気持ちになりました。でも、もったいない・・・。秘蔵のカット場面、私にだけでもみせてぇ~といいたいところですが・・・。その一部がこの4章に載っていました。
作者のユンソンヒさんは、「削られて残念でないシーンはひとつもない」とおっしゃられています・・・
ソンジェとミンチョルの幼少時代
ミンチョルの言葉に時々幼少時代のことがでてくるのですが、(「母の手が・・・」とか)
ソンジェ親子を憎むようになった経緯がほとんどかかれて居なくて、「まぁそういう設定なのね」と思っていたのですが、二人の出会いから、兄弟として暮らすまでのことが書かれています。
読むと切なくなります。どちらが悪いわけでもないのに・・・憎まざるを得ない状況に。全てはソンチュンのミョンジャへの愛とそれが引き起こしたことから来るのですが。
恋人達の会話
会社の屋上で一緒に朝食をとるミンチョルとヨンス。二人の会話に、ずっと不思議?と思っていた答えがあります。
NHK版もノーカツト版も、カットしすぎて?二人の恋の進み具合は想像に任せて・・・といつたところも多かったのですが、ここをよんで納得しました。「僕は何人もの女性と付き合ってきた。一緒にご飯を食べて、一緒に踊って、一緒に寝たりもして・・・」というセリフ。やっぱり・・・ミンチョルはそういう人だったのね。と何故か安心しました。「恋に不得手」とミンジがいつかいっていたように、本当に?と不思議に思っていたので。プレイボーイだったんですよね。
この9話のカット部分では、やっと恋が始まったばかり・・・そこまで深く愛することになるなんて、まだ気づいていなかったんでしょうね。
セナとソンジェのシーン
ソンジェがヨンスを好きになってセナに冷たい態度をとるシーン、読んだだけでまたまた切なくなります。つらい恋です。そして後半、男と女を超えて、同志として強くなる結びつきも(水族館の場面)、カットされたんだな~と思うと残念です。
19話、ミンチョルのアパートに入ってしまう・・・
この場面、TVを見ながら、「ヨンスって・・・、ミンチョルが怒るの当たり前よ」と思っていたのですが、このカット場面が入ると、全然違った印象になります。今までどうして、室内にまで入っていったのか不思議だったのですが、ヨンスの気持ちがよく分かりました。
「貧しいことがそんなに恥ずかしいことですか。・・・・中略・・・・私は貧しくて室長に恥ずかしいと思ったことはいちどもないわ。そんなふうに思っていたら、室長のことを好きにならなかったと思う」と。あくまでも、ミンチョルその人を好きなヨンスなんだなと・・・再確認。なりゆきで、室内に入ったわけじゃないんだ・・・です。
22話カットシーン
沢山カットされたそうですが、なんと言っても、ソンチュンに結婚の報告をする場面はとても見たかった。あんなひどい仕打ちをヨンスにしたのに、いきなり結婚後の挨拶で、とても変と思っていました。ソンチュンは、ミンチョルを通して、謝っていたんですね。
そして最終回
父と息子の和解
息子のことを心配して、言葉をかけるソンチュン。「お前はまだ知らないんだ。一緒に暮らしていた人を先に見送って、ひとり残されたものの気持ちがどんなものか知らないから・・・」涙が出てきそうなせりふ。ミンチョルを抱いて涙を流す二人。本当にこの場面はカットしてほしくなかった・・・。ソンジェとソンチュンの和解の場面は、とても見たかった!です。
と、未発表場面がいろいろと出てきましたが、
もっとあるんじゃ・・・?、もっと聞きたい!というのが私の感想。
なぜなら前にupした、「愛の魔法」の中の?な部分がほとんど解消されていない!のです。
「その後、二人が遊びに行ったときにホテルに泊まるかどうかを悩んだ挙句、結局は泊まらないで帰ってしまいます」「最終回に、ヨンスとミンチョルが、遊園地でセナの公演を見ながら、手をつないでいる映像は、ヨンスが死んだのか、それとも生きているのか・・・という疑問につながった」
そんな場面もあったんでしょうね。75分版には・・・。
どんなストーリーがつまっていたんでしょう。
ぜひとも見たいです。N@Kさ~ん、できれば、ノーカット字幕版は、75分もので・・・なんて、言いたいくらいです。よろしくお願いします。
他の章ももぼちぼちUPしていきますね。
このところ、K-plazaの美しい日々掲示板の創作ストーリーが某所で話題になっていて、
私も読んでみたら、おもしろくて・・・。PC開くと、続きを読みふけっています。まだ全部読めてないんですよね。果てしなさそう・・・。特に「甘い生活」がお気に入り。・・・去年の作なのに、「もうひとつの~」で分かった設定が、当たり前のように書いてありますどらどらさんって・・・誰なんでしょうね。素敵な創造力です。
他にもいろいろなストーリーがあるけど、どれも素敵ですよ。
by twinkle-star3
| 2005-07-01 22:59
| 『美しき日々』
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